BALES BARBER SHOPの竹浪です！

髪は形を保つために、4つの扉があり人工的に開くことで、どのような事が可能なのか、今回はこちらを紹介していきたいと思います。
※扉というのは、自分が勝手につけたもので、スタイリストによっては鎖と表現したりしてます。

[1]2~4の扉について
薬剤を使わなければ、2~4つの扉は開きません。
2つめの扉はカラーをする時、薬剤に反応し開きます。ブリーチで説明すると、薬剤で2つめの扉を開き黒の色素を抜きます。その後トリートメント効果で、扉を閉じることでブリーチの施術完了となります。ブリーチでダメージを受けるのは、この時に抜いた黒の色素があった部分がなくなり、穴だらけのスカスカの状態になってしまうからです。3つめの扉は、パーマ、縮毛矯正で開く扉になります。
そしてこ2つめ、3つめの扉が過度な薬剤でのダメージで開いてしまうのが4つめの扉で、この扉が開いてしまうと大ダメージか最悪の場合ちぎれてしまうケースがあるため、注意しなければなりません。日本の薬剤と海外の薬剤で大きく違うのは、髪質が違うことによって起きる濃度の違いです。全部がそうではありませんが、カラーリングで使う2剤は、日本の薬事法で6%が限界ですが、海外では20％以上のものもあり日本人が海外のものを使うことで、すぐに4つめの扉が開いてしまいます。


[2]意外に知らない手軽な扉
手軽に開いてしまうと言われているのが、1つめの扉で、濡れてしまうと扉は開きます。
濡れたままで放置すると、1つめの扉が開いてしまい、髪の毛の栄養分がどんどん抜けていってしまいます。
しっかりドライヤーで乾かすかパーマなどの髪の毛は、タオルドライでしっかり水気をとり、トリートメント効果で扉は閉じるのでwaxなどの整髪料をつけると成分にトリートメントがはいっているので、大丈夫です。

スタイリストや考え方も諸説ありますが、自分が思う考えを書かせていただきました。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

スタイリスト：竹浪　直樹

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